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鉄欠乏性貧血の原因治療

2022.10.01 / タニクリ通信

立ちくらみ、めまい、慢性疲労、頭痛、うつ症状などでお悩みの方の中には積極的な治療が必要な重症の貧血を抱えている方もいらっしゃいます。

白血病などの重篤な病気で重症の貧血になる方もまれにはいらっしゃいますが、一般外来で診療する貧血の原因で最も多いものは、栄養素である鉄分の不足による鉄欠乏性貧血です。

まず、鉄欠乏性貧血の確定診断を行うためには、必ず血液検査で「フェリチン」の低下を確認する必要があります。鉄の過剰摂取は肝臓・心臓・脳にダメージをきたすため、貧血があるというだけで鉄剤や鉄サプリメントを服用するのは大変危険です。

鉄欠乏性貧血と診断された場合、原因は鉄分の摂取不足だけではないため、胃潰瘍大腸癌からの消化管出血、女性の場合は過多月経など婦人科系の出血の有無を必ず調べる必要があります。そのような重篤な病気が隠れていない場合、西洋医学では鉄剤の服用が標準治療となります。

しかし鉄剤の服用だけで貧血が改善して再発しない方は良いのですが、「鉄剤を服用しても貧血が改善しない」「鉄剤が飲めない」「薬は飲みたくないけど貧血を治したい」というお悩みにはどう対応したら良いのでしょうか。

~続きは下記note記事をご覧下さい~

https://note.com/tanicli/n/n9927ac1a82d0