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風邪を繰り返す人、長引かせる人の特徴

2023.11.06 / タニクリ通信

ずいぶんと肌寒い季節になってきましたね。

外来診療では、今日も風邪症状でお困りの患者さんが続々と受診されます。

風邪を引くのは生きている以上仕方ありませんが、短期間に何回も繰り返したり、だらだらと症状が長引いたりするのは辛いですよね。

インフルエンザやコロナも季節性と言わず、通年性になっているような気もしますし、ワクチン接種して予防できればいいのでしょうが、そうもいかないのが現実です。

風邪の原因となるウイルスをこの世から消し去ることはできません。

自分の意志で変えることができて、確実にその健康増進効果を実感できるのは、ライフスタイルの改善だけだと、私は確信しています。

今回は、「風邪を繰り返す人、長引かせる人の特徴」を3つお伝えします。

①ダニ・ホコリを吸っている

特に秋の衣替えで押し入れにしまっていた衣類を出して、大量のダニ・ホコリを吸ってしまっている患者さんが多いです。
ダニの糞に含まれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が鼻やのどの粘膜に付着すると、ウイルスの感染性が100倍に上昇するという研究結果(J. Infec. Dis., 1994: 170; 1023-1026)があります。
衣替えの時は、衣類を着る前に適切な熱処理をすることをおすすめします。

②柔軟剤を使っている

柔軟剤の成分である合成界面活性剤などは、皮膚や粘膜に付着すると、そのバリアを破壊することが近年の研究でわかっています。
柔軟剤を常用している人の皮膚やのどの粘膜のバリア(免疫機能)は弱くなっているため、容易にウイルス感染~侵入しやすくなると推定されます。
いいにおい(私はそうは思いませんが)を衣服につけたとしても、ウイルスの侵入を許してしまっては、元も子もありません。

③電磁波ストレスを受けている

WiFiが発する高周波や電化製品から出ている低周波といった電磁波を体が受けると、細胞にダメージを与えるような活性酸素が発生したり、ウイルスを退治するための免疫細胞の機能が変調します(人工電磁界と酸化ストレス-生物学的影響と健康への影響. Int.J. Mol.Sci. 2021,22(7), 3772)。
インフルエンザやコロナにかかったときに、WiFiをつけっぱなしにして、しかも枕元でスマホを充電したり、電化製品のコンセントを差しっぱなしで寝ていると、病気が長引いたり、後遺症を発症するリスクが高いことにバイオレゾナンス医学の診療をする中で気づきました。
風邪を引いた時は、せめて寝ているときだけでも適切な電磁波障害対策を実践することをおすすめします。

いかがだったでしょうか?
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