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右はカゼイン、左はグルテン

慢性疾患の治療において、頭痛、湿疹、関節痛、腰痛など、それらの症状が左右どちらに偏っているかで原因と推定される食品の見当がつきます。

例外もありますが、症状が右側にある場合はカゼイン、つまり乳製品が主因となっていることが多く、左側の場合はグルテン、つまり小麦類が主因となっていることが多いようです。右側はカゼインによる肝臓・胆嚢汚染、左側は空腸の慢性炎症が関連しているのでしょう。

慢性疾患の治療では食事療法によるリーキーガット症候群対策が最も大切ですので、グルテンとカゼインいずれも減らすことが必要です。

もちろん、慢性炎症は潜在感染、重金属汚染など複合的な要因で起こるため、グルテン・カゼインを減らすだけで改善するわけではありませんが、症状に左右差がある場合はまずこのことを参考に食事療法を行なってみてはいかがでしょうか。